昨日は京都市内へ久しぶりに行ってきました。
11時ごろに家を出発し、13時にカットの予約を入れていたので、まぁ間に合うだろうと思って車を走らせていたのですが。
通常1時間ちょっとで到着するので亀岡の中華料理屋さんでランチでも食べてから行こうかなと頭で予定を組みながら走っていたのですが、怪しい雲行きに。
亀岡あたりから渋滞が発生し到着予定時刻がどんどんと遅れていって。
結局二条までノンストップで着いてコンビニでおにぎりとサンドウィッチを大急ぎで食べて何とか間に合うという事態に。

その後は原料の仕入れに行ってきました。
最近はどの原料も値上がり値上がりで大変です。
そして筆も買いに。

愛用している白鳳堂の巻軸の筆を2本。
化粧筆を主に作っている老舗ですが幅広く職人用の筆も作っています。
そしていいお値段します(1本3,300円)
陶器に絵付けをする場合主に素焼きしたものに絵付けをしていくのですが、素焼きの質感はザラザラとしており、筆の摩耗が激しくすぐに毛先が丸くなって細い線が描けなくなってしまいます。
自分は線を描く際出だしは細く、中間を少し太く、終盤また細くといった感じで強弱を付けた線を描く事を心掛けているので、最初の出だしの線が太くなってしまうとあきらかに太い線になってしまうのです。

毛先の1ミリ分も摩耗してしまうと、もう細い線ではなくなってしまうので、すぐに新しい筆と交換しなければなりません。
良い絵を描くための道具は常にいい状態をキープする必要があります。
もうこれで6本目。
出費がかさみますが良い作品のためならいくらでも出せます。
その分仕事を頑張ればいいだけの事。