砥部焼の件について思う事。
砥部焼に使用する原料である陶石を扱っている会社の社長の体調不良で砥部焼に使う原料の陶石を仕入れる事が出来なくなった、との事。
陶器は、土はもちろんの事釉薬に使う様々な原料を調合して作っているものです。
その原料の一部が少しでも変わってしまうと、今までの雰囲気が変わってしまいます。
こだわりのある作り手であればある程、原料の違いによる違和感に敏感になりますし、大きく変わればお客さんも「あれ?」となってしまいます。
同じ原料でもロットによっても、扱っていて若干違う感じがしますし、採掘される場所が変わったりしても違いや成分の差を感じます。
その都度試験をして以前と同じような感じになるよう調整をしていかなければなりません。
今回の原料出荷停止は生産者にとっては重大な出来事だと思いますし、もしそれが自分だったらと思うと、背筋が凍る思いです。
ひとついえる事は全く同じものを作り続けることは不可能で、原料は常に変化しています。
その変化は基本的には良くなることはありません、悪くなる方が多いです。
だからこそ買うかどうか迷ったら「買う」という選択肢をおすすめします。
陶芸に使う原料もどんどん値上がりをしています。
ますます厳しい時代に突入しているんだという事を痛感しています。
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