今年最後の本焼き

今年最後の本焼きは粉引の本焼きに。
素焼きはまだ焼くかもしれませんが。

最終的には1235度まで上げますが、その10度手前くらいからガスバーナーで火を入れていきます。

重要なのは入れるタイミング、切るタイミング、ガス圧。
経験からベストを見極めます。

圧力に加え、どれくらい酸素を入れるかなどの調整も。
その調整はバーナー側で行います。
酸素が入りすぎると酸化しやすくなりますし、酸素が少ないと消えてしまいますし。
長年の経験で微調整。

炎が窯内に充満すると、穴から余分の炎が噴き出してきます。
入る量、出る量のバランスを見極めます。
粉引の場合は冷却還元ですので、1235度で電気を落としてから炎をいれつつ1050度程度まで温度を下げていきます。
窯の温度が下がると圧も下がるので炎の出具合いが少なくなります。
温度を見ながらガスの圧を少し調整(上げる)して1050度まで圧を見ながら微調整します。