最近はもっぱら型の仕事がメインです。
今ぐらいの温度湿度は型の仕事に最も向いているような気がします。
土というのは急激な乾燥は歪みが発生しやすいので、石膏型の中でゆっくりと水分を抜いていくやり方が適しています。
ただこれ以上寒くなると今度は凍結の問題が出てきます。
僕の住んでいる丹波町はシーズンに何回かマイナス8度くらいまで下がる時がありますので、そこまで下がると例えケースに入れておいても、土の中にある水分が凍ってしまい亀裂が発生してボツになります。
これからの季節、常に未明の時間帯の気温をチェックして温度が下がりすぎないかを把握しておかなければなりません。
陶芸(特に粉引)では作品の乾き具合の管理が最も重要な事だと思っています。
何年やっていても失敗はあります。
難しいからこそ、やりがいのある仕事です。